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未生流 東重甫
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未生流東重甫
2月1日
第8回 未生流傳書三才の巻 《陰陽消長・性気》
2024年10月のコラム 昨年最高を記録したばかりの平均温度を今年も更新し、統計観測開始以降で一番気温が上がったと聞いています。日頃涼しいところで過ごしている方々も人ごとでは済まされないくらいの酷暑が続いています。今年は適度の恵みの雨を望むことも難しい様です。...
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2月1日
第7回 未生流傳書三才の巻 《法形・地形・心の風流》
2024年 9月のコラム 「伝書」と聞けば難しいと耳をふさぐ傾向にありますが、現在の未生流の伝書は読みやすく、珍しい漢字には読み仮名がふられて備考欄に説明もあります。言葉の意味を理解し、耳に慣れれば自然に心に入るものと思います。...
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2024年12月31日
第6回 未生流傳書三才の巻 《虚実等分・勾弦三才》
2024年8月 今月のコラム 今月も未生流伝書三才の巻の序説に出る耳慣れない言葉を取り上げ、解りやすく説明していきます。 伝書と聞くと難しいと耳をふさぐ傾向にありますが、現在の未生流の伝書は読みやすく珍しい漢字には読み仮名があり、備考欄に説明もあります。言葉の意味さえ解れば...
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2024年7月27日
第5回 未生流傳書三才の巻 《虚実変化》
2024年7月「今月のコラム」 さて今月は、虚実変化の道理です。詳細については、体用相応の巻で述べることにしますが、「虚」とは太極・無極などと同義で本質的なものを示し、「実」とは現実的なものの意味です。この考え方の1つに以下のものがあります。...
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2024年7月27日
第4回 未生流傳書三才の巻 《序説》
2024年6月「今月のコラム」 今月も伝書三才の巻の序説に出る言葉を解説することで、より広く深く序説の意味を理解できることを願うものです。 「陰陽和合虚実」と易の思想で一切のものが陰陽に配合せられる「一陰一陽之謂道」ともいう言葉があります。これは、陽と陰とが対立するという意...
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2024年6月22日
第3回 未生流傳書三才の巻 《序説 注釈〈一〉》
2024年5月のコラム 三才の巻序説には、初めて読むには難解な言葉が散見されます。元来、伝書は技術・思想共に学ばれた方に与えられるものでしたので自ずと伝書の用語も難解となっていたわけです。現在は教授者により免状を取得する事が出来るため、どうしても学ぶ時間が少なくなっているの...
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2024年5月20日
第2回 未生流傳書三才の巻 《序説解説》
2024年4月 第2回 未生流傳書三才の巻 《序説解説》 今年の4月は特に未生流支部展が多く催されています。花展とは、支部のお祭りのようなところもありますので作品は何時も愉しく拝見しています。特に、新花や造形は時代の流れの中の一コマで、作品に対する表現のおもしろさがあります...
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2024年5月20日
第1 回 未生流傳書三才の巻 《序説解説》
2024年3月 未生流傳書三才の巻 《序説解説》 未生流の伝書は、「三才の巻」、「体用相應之巻」、「原一旋転之巻」、「草木養の巻」、「妙空紫雲の巻」、「規矩の巻」そして門外不出の「匂いの巻」と全部で7巻ありますが、匂いの巻までの伝書6巻は師範の免状取得までに拝受することがで...
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2024年3月4日
2024年2月のコラム
「今月のコラム」を書き始めて気づけば14年の歳月が過ぎていました。時が過ぎるのは早いものです。長い年月進めてきたという自覚は無いに等しいのですが、昔のコラムを読み返してみると聊か感じるものがあります。継続は力なり、と良く言われますが、14年もの長きにわたって続けることができ...
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2024年1月25日
2024年の新春を迎えて
令和6年能登半島地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 新年早々の心痛む震災や事故があり、震撼する出来事で被災された方達を思うと、新年の祝詞が少し難しい気がいたしますが、新年を迎えるのは、日頃と同じで爽やかな朝を迎...
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2024年1月4日
NHK文化センター講座(青山教室)終講のお知らせ
いつも大変お世話になっております。 さて、突然のお知らせになりますが、現在NHK文化センター青山(青山教室)にて開催しております講座につきまして、2024年3月を持って終了することになりました。 なお、2024年3月の講座は東先生のご都合により休講となりますので、現在の青山...
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2024年1月4日
2023年を振り返って
師走恒例の慌ただしく感じる思いを楽しむことが出来ています。 今年を振り返ると毎年ではありますが、「今年始めての体験」という事がありました。いつの年も何かしら新しいことに挑戦できていることはありがたいことです。私一人では到底出来得ないことも、周りの人達に助けられてではあるが前...

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2023年8月19日
「華道玄解」 荒木白鳳著 閲覧38
2023年7月のコラム「華道玄解」 荒木白鳳著 閲覧38 今年も夏がやってきました。毎年、「今年は暑いですね!」と挨拶をすることに違和感を覚えています。夏の暑さを不快に感じていないといえば嘘になりますが、汗をかくくらいの暑さは好きな人間ではあります。...
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2023年8月19日
「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧37
2023年6月のコラム「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧37 初夏の草木が、思い思いに陽差しを楽しんでいる様な景色が、私の心を和ませてくれます。春を待ちきれず花を咲かせる椿、初春に静かに咲く梅、春の暖かさにつれ満開の花を咲かせる万作や山茱萸、そして何より古代から親しまれてきた美し...
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2023年6月4日
「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧36
「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧36 2023年5月のコラム 今年の春は色んな物が賑わいを増してくれました。毎年桜は特に賑わいを感じます。人恋しい訳でもないでしょうが、人が集まると我を忘れてしまいます。これは若さということにしておきましょう。しかし、万葉集には詠まれていません...
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2023年4月5日
「華道玄解 」 荒木白鳳著 閲覧35
2023年4月のコラム「華道玄解 」 荒木白鳳著 閲覧35 3月の卒業の時節が終り、4月は何事においても最初の一歩を踏み出すときです。未知の物へ足を踏み入れる、体験のチャンスがそこかしこにある時期でもあります。4月は24節気で云うと、晩春にあたりますが、花は真っ盛りで、心さ...
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2023年4月5日
「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧34
2023年3月のコラム「華道玄解」荒木白鳳著 閲覧34 いよいよ春を迎えます。私は春という言葉の響きが好きなのですが、これは明るい気持ちにさせてくれるのも理由の一つです。春は陰陽五行では木に属しますが、「華道玄解」の『養の巻参考資料』から、五行の所囑と解説の中の「木に屬する...
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2023年3月19日
「華道玄解」 荒木白鳳著 閲覧33
2023年2月のコラム 「華道玄解」 荒木白鳳著 閲覧33 新年となってすでに2ヶ月が経過していますが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2023年初めてのコラムです。 私事ではありますが、今年も家族揃って近くの長岡天神で書き初めをし...
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2023年1月2日
2023年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の干支は癸卯(みずのとのう)ですがみなさんの干支は何でしょうか。実は、私は講義の中で頭の休憩として「あなたの干支は?」と尋ねることがあるのですが、大概は12支の子や丑といった動物だけで答えてくれ...
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2022年12月29日
2022年を振り返って
今年も慌ただしい師走を快く迎える事が出来ました。確かに何かにつけ忙しく感じますが、何だかホッとしています。 年始にもご紹介しましたが、安岡正篤氏曰く「忙しいと云う字は、心を失うと書く。心を失っては駄目である」という戒めの言葉があります。おおよそ忙しいと周りの見える範囲が常よ...
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