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未生流 東重甫
いけばな教室
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8月の花:木槿(ムクゲ)
夏の朝の陽射しは清々しく、秋をも感じさせてくれるものですが、今年の夏は連日異常な暑さが続いています。実は、暦の上では七夕が過ぎると秋の訪れです。24節気での季節は初秋、気節では7月節 立秋(8月7日以降)、7月中 処暑(8月23日~9月7日)となります。初秋とは、夏と秋の境...
未生流東重甫
2018年8月8日


2018年8月のコラム <陰陽五行5>
2018年8月のコラム <陰陽五行5> 7月は陰陽五行の「五臓の色体表」から、医療に関わる五行の配当についての説明をしました。このように我々の生活で必要な物事を五行に配当すると、明確にその関連性を理解することができます。 生活に密着した五行の配当は下表のとおりです。...
未生流東重甫
2018年8月8日


7月の花:半夏生(ハンゲショウ)
うっとうしい梅雨がようやく終わり、待望の夏がきた!と思えたのは遥かに遠い昔のようで、ここ最近は例年のように猛暑や酷暑の夏が続いているおかげで降り注ぐ灼熱の太陽を避けるように過ごすのはどこかもったいない気がします。 さて、陰陽五行説の陽の時季にあたる7月は、24節気では晩夏と...
未生流東重甫
2018年7月9日


2018年7月のコラム <陰陽五行4>
2018年7月のコラム <陰陽五行4> 今年の夏の暑さは予想がつきませんが、例年どおりの猛暑もしくは酷暑だろうな、とおもっているうちに梅雨も明け、夏がはじまりました。 ところで、温故知新ではないですが、いにしえの教えを尊び学び、その上で新しく学ぶことが沢山あります。今年進め...
未生流東重甫
2018年7月9日


6月の花:擬宝珠(ギボウシ)
2018年 6月の花 <擬宝珠(ぎぼうし)> 清々しい天候に恵まれたゴールデンウィークも終わり、6月になりました。過ごしやすい春から初夏はあっという間にすぎてしまい、次は灼熱の太陽を楽しみに変えなくてはいけません。今年の夏こそは老体にムチ打って謳歌しよう!と思っているとその...
未生流東重甫
2018年6月4日
2018年6月のコラム <陰陽五行3>
2018年6月のコラム <陰陽五行3> 四季と24節気での6月は、夏、仲夏、5月節芒種で6月6日~6月20日、5月中夏至で6月21日~7月5日が当たります。和名の別名には水無月(みなづき)、葵月、常夏月、風待月、鳴神月、蝉の羽月、田草月等があり、これらは旧暦によるもの、新暦...
未生流東重甫
2018年6月4日


5月の花 :文目(アヤメ)
2018年5月の花 <文目(あやめ)> 過ぎ行く季節があまりにも早く、今年もすでに1年の3分の1が過ぎてしまいました。今年は例年に比べて気候と季節の移り行きが少々ずれている気がしますが、毎年「特に今年は!」と思っているような気もします。...
未生流東重甫
2018年5月14日
2018年5月のコラム <陰陽五行2>
2018年5月のコラム <陰陽五行2> 陰陽説と五行説が前漢時代に融合されたと先月のコラムで触れましたが、今月はもう少し陰陽説について説明します。 陰陽を物事のとらえ方から考えると、陰陽互根、陰陽消長(未生流伝書にもよく登場します)、陰陽制約、陰陽転化、陰陽可分の5つに分け...
未生流東重甫
2018年5月14日
2018年4月のコラム <陰陽五行 その1>
2018年4月のコラム <陰陽五行 その1> 陰陽五行説の中で、皆様方が一番耳にする干支(えと)ではないでしょうか。 実は、干支の中にも陰と陽があります。そもそも、干支とは十干十二支のことで、十干とは甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊)(ぼ)、己(き)、庚(...
未生流東重甫
2018年4月5日


4月の花:連翹(レンギョウ)
2018年4月の花 <連翹(れんぎょう)> 心機一転全てが新しく、これからの夢を感じる事の出来るまさに年度初めの月が4月です。4月には、和名で卯月(うづき)や卯花月(うのはなづき)、花残月(はなのこりづき)、得鳥羽月(えとりはづき)などがあり、漢名には、純陽や仲呂、余月、之...
未生流東重甫
2018年4月5日
2018年3月のコラム <陰陽五行思想といけばな(未生流)>
2018年 3月のコラム <陰陽五行思想といけばな(未生流)> 京都の三大祭から始まり、五節句、24節気、未生流の伝書の四季祝日の花等から抜粋したものや器取扱い、寄せ筒三巻・五巻をテーマにホームページ開設から6年に渡って年間テーマコラムを進めてきましたが、今年のテーマは日本...
未生流東重甫
2018年3月21日


3月の花 :菜の花と雪柳
2018年3月の花 <菜の花と雪柳> 2月の立春を迎えると、春の兆しを感じながら春の野菜でもある「菜の花」の言葉を聞くことが多くなります。そして、セイヨウアブラナの畑一面黄色の暖かい景色を思い浮かべますが、春野菜の天麩羅が頭をよぎり、菜の花、蕗の薹、こごみ(シダの仲間のクサ...
未生流東重甫
2018年3月5日


2月の花:椿(ツバキ)
2018年2月の花 椿(つばき) (特別講演 「根津美術館 百椿図に寄せて」より) 東京都港区の根津美術館では毎年この時期に「百椿図(ひゃくちんず)」という絵巻物を展示しています。この展示にちなみ、いけばな分野からの“絵の解釈”と“作品例”について表現する会を催すことにな...
未生流東重甫
2018年2月13日


2018年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます 希望に満ちた新しい1年の幕開けの日を迎えられたことと拝察いたします。 慌ただしく過ぎて行った2017年を振り返り、多方面で実り多き一年であったと心から感じています。...
未生流東重甫
2018年1月9日
2017年を振り返って
止まることの無い時の流れに置いて行かれそうになったり、急かされてやっとの思いでついて行っているようになったり、と自分で確かな時間を刻むことは出来ていないのかな、と思いながら今年1年もまた健康に過ごせました。とても有り難いことです。...
未生流東重甫
2017年12月26日


2017年12月のコラム<五巻筒;五行>
12月、師走という言葉だけで何だか忙しい感じがします。毎年のことではありますが、今年1年を振り返ってみると確かに様々なことがありました。そしてこれが良かったのだろうか?あれで良かったのだろうか?と答えが出ないまま、また来る年を迎えます。それでも、間違いなく前に進んではいます。...
未生流東重甫
2017年12月17日


12月の花:ポインセチア
1年の巡りを早く感じる人もいれば、長い1年であったと振り返る人もいます。こんな風に毎年繰り返される年の瀬の慌ただしさを、楽しく感じられれば幸なことのように思います。1年の区切りとして、新たに迎える年が良い年であるように祈りつつ、良きにつけ悪しきにつけ、1年付き合ってくれた過...
未生流東重甫
2017年12月17日


2017年11月のコラム<五巻筒:梅花(ばいか)・山水(さんすい)>
2017年11月のコラム<五巻筒:梅花(ばいか)・山水(さんすい)> 今月は五巻筒の梅花と山水を取り上げてみます。すでに五巻筒の詳細については、先の2か月に渡っては三巻筒を含め先月、先々月と話してきましたので割愛しますが、五巻筒や三巻筒がどのような基準で創られたかを今一度考...
未生流東重甫
2017年11月16日


11月の花:柊(ヒイラギ)
2017年11月の花 <柊(ひいらぎ)とセイヨウヒイラギ> やっと秋を楽しむことが出来たと思った矢先、すぐに冬装備の季節がやってきました。生け花の世界では、秋を感じさせてくれる機会は必然的に多いものの、日常の生活ではなかなか出会う機会も時間も与えて頂けません。ゆっくり味わい...
未生流東重甫
2017年11月16日


10月の花:薊(アザミ)
2017年10月の花 <薊(あざみ)> もはや毎年恒例になりましたが、今年が一番暑い夏であったと振り返ると同時に、朝夕の涼しさが秋の兆しを感じさせてくれる季節になりました。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、いよいよ秋の到来と思っても9月のお彼岸を過ぎてもなお残暑が残るのが例...
未生流東重甫
2017年10月18日
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