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未生流 東重甫
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未生流東重甫
2016年12月11日
草木種々取り合わせ挿けの心得
2016年12月 今月のコラム<草木種々取り合わせ挿けの心得> 今年は、未生流で基本となる花道具の種類と扱い方、つまり宝器である七種竹花器とそれぞれの意味、二重三重切、釣瓶、盥・馬盥、籠・垂撥、船、轡、据物花器に続いて、これらの器に花をいける際の花姿花器相応の心得をご説明し...
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2016年11月8日
花器花姿相応の心得
2016年11月 今月のコラム<花器花姿相応の心得> 例年では初夏から夏にかけて多く発生する台風が、今年は暦の上では秋となってから多数日本に接近・上陸をする異例の事態となっています。その影響なのでしょうか、まだまだ日中は夏日のような気温が続いていますが、ようやく朝晩の冷え込...
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2016年10月12日
真行草花台薄板時候の心得
2016年10月のコラム<真行草花台薄板時候の心得> 10月は旧暦で神無月といい、別名は他にも多くあります。 1つでも季節を感じる言葉があれば良いのですが、応章、応鐘(おうしょう)、開冬、亥冬(がいとう)、神去月、雷無月(かみなかりづき)、吉月、極陽、建亥月、玄英、春、坤...
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2016年9月5日
据物取扱いの心得
2016年9月 今月のコラム <据物取扱いの心得> 先日、39.2度の記録的暑さが報告されました。この気温はどこまで上がるのでしょうか。ここまで高温な日が続くと、ついつい水物が恋しくなります。水物といっても食する物もあれば、ミストのように肌で感じるもの、水琴窟のように聴覚...
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2016年8月6日
船の取り扱い
2016 年8月 今月のコラム <船の取り扱い> いけばなの器(花器)には用途別に多くの種類があります。いけばなは、鎌倉、室町時代の供花から発展し、江戸時代には一般人の床の間を飾る花として親しまれ、この頃には花器として形や材質も随分自由に考えられていました。竹や桐、檜など...
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2016年7月6日
釣瓶(つるべ)
2016年7 月 今月のコラム <釣瓶(つるべ)> 汗をかき、喉がからからに乾き、冷たい水が恋しい季節になってきました。 今は何でも冷蔵庫で簡単に冷やすことができますが、冷たい井戸水や山の水で冷えた果物を食べた時の美味しさは格別です ...
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2016年6月8日
二重三重の花器いけ方の心得
2016年6月 今月のコラム<二重三重の花器いけ方の心得> 今年2月からのテーマコラムでは、未生流の宝器である七種竹花器の意味をご紹介してきましたが、七種全て網羅しましたので今月からは伝書三才の巻から花展などでは必ず目にするお花道具を抜粋し、使い方やその心得についてお話しし...
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2016年5月6日
七種:竹花器 鮟鱇(あんこう)・手杵・二柱
016年 5 月のコラム 七種:竹花器 鮟鱇(あんこう)・手杵・二柱 今年は伝書三才の巻に記載されている器や花留めについてお話を進めていますが、今月は鮟鱇、手杵、二柱の3つを説いてみます。 <鮟鱇> 鮟鱇の意味は、「忍受と何事もよく咀嚼(そしゃく)し、物事をよく観定める」...
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2016年4月5日
七種:竹花器 寸渡(ずんど)・橋杭(はしくい)
2七種の竹花器についてのコラムを開始して早4ヶ月。この竹花器には華道を通じて人倫を説く意味を含んでいることはすでにご理解いただいているかと思います。 玄解には次の説明があります。 七種は何れも天下を治むる大宝なり。故に華道も是に準じて此の七種を宝器と定む然れば七種の花器は草...
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2016年3月8日
七種:竹花器 獅子口・二重獅子口
この七種の花器には、華道を通して人倫を説く意味を含んでいます。 七種は何れも天下を治むる大宝なり。故に華道も是に準じて此の七種を宝器と定む然れば七種の花器は草木を挿ける器物に製すと雖も、人類精華の宝器として美徳を開顕す理を知らしむ為、これを制定する者なり(玄解より)...

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2016年2月13日
七種:竹花器(たけかき)
2016年2月のコラム 七種:竹花器(たけかき) 新しい年を迎え早1ヶ月が過ぎました。記録的な暖冬に始まり、突然の冬将軍到来です。 毎度繰り返される自然との掛け合いに冬を感じています。 24節気の初めにあたる2月の立春(節分の頃)は1年で一番寒い時期ではありますが、...
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