いけばなと日本の文化、花のある生活のミニ知識もお教えします
日常生活に溶け込んでいる花と日本文化の関係を、特にいけばなを通じて背景や意義などをお話しします。
古来、花と日本人はどのような関係だったのか。桜には春、山から降りてくる「田」の神様が宿ると信じられており、桜の花の咲き方で農作物の収穫を占ったり、開花時期に合わせ稲の種まき準備を行うなど、農民にとり桜はとても大切なものでした。室町時代にはいけばなが成立し、江戸時代に成熟し思想として洗練されてきました。その根底にある思想についても節句などを例にあげながらわかりやすく紹介します。そして多くの人が身近に季節の花を楽しめるようなヒントも提供します。
いけばなの心は、季節を感じることであり、おもてなしの心でもあります。気負うことなく日本の文化を気軽に楽しむきっかけとしていただけるよう誘っていきます。
日程
2021/05/19(水) 11:00~12:15 花と日本人の歴史
2021/06/18(金) 10:30~11:45 五節句といけばな
2021/06/18(金) 13:00~14:15 いけばなの根底にある思想 陰陽五行
2021/07/16(金) 10:30~11:45 二十四節気と季節の花の取り扱い方
この講座はNHK青山教室にて開催・収録の上、ラジオ第2放送日曜カルチャーで放送されました(7/4,11,18,25の20:00から、再放送はその翌週日曜日の10:00から放送) 。
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