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未生流東重甫

9月の格花研究会


日時:H26年9月6日(土)10時~16時半 場所:長岡京市生涯学習センター(バンビオ) 参加者:30名(京都雅未生会・翔春会・自由参加者(他流を含む)) 今月の花材:3種 * 木賊(とくさ) * 風船唐綿(ふうせんとうわた) * アマランサス赤又はアマランサス緑又は西洋ヤマゴボウ 名前に「格花」がついている研究会ではありますが、年に2回新花を花材としてとりあげています。 午前中は、瓶花の参考花、特に日頃あまりいけることが無い造形手法による新花であることから、花材の説明、いけ方、いける心構えなどとあわせて個性瓶花と色彩瓶花の資料を使いながら講義を行いました。 参考花には、色彩瓶花は羽衣楓、百日紅(さるすべり)、二輪菊をC 型の応用としていけ、個性瓶花は土佐水木(とさみずき)、竜胆(りんどう)、弁慶草(べんけいそう)で相称形と斜型をいけました。花の留め方や、瓶花をいける際の注意点、表現すべきことをどのように表現するか等、詳しい説明をしながらの参考花でした。 午後は抽選で使用する花材を決め、全員が実習です。木賊と風船唐綿の2種までは楽しくいける事が出来ましたが、3種目になりますと一種二種とは違い、表現できることが多くあるため余計に難しく感じていたような印象があります。 造形手法をいける場合、花材の見た目から感じる事と潜在する個性や美を表現の対象にします。 好きな花材より、好きでない花材の方がより客観的な感性が光るのでしょうか、表現の幅が大きくなるようです。不思議ですね。

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