top of page
  • 未生流東重甫

7月の特別研究会


7月の特別研究会を終えました。 七夕をテーマに、30人近い参加者が 未生流の伝書に基づいたいけばなに取り組みました。 午前中は、五節句の講義とその参考花の実演、切り竹と刈萱・桔梗・女郎花の寄せいけ、矢筈芒・桔梗・女郎花・河原撫子・赤小菊または撫子の株分けいけの3点をいけました。寄せいけの定義について、図を用いた説明や株分け際の留意点など、実演に伴う説明事項も多く、講師はもちろん参加者全員時間が過ぎる早さを感じていたのではないかと思います。午後は、参加者全員が各自、切り竹と寄せいけまたは五種の株分けをいけの実習に一汗かきました。 日頃あまりいけることにない花材やいけ方に戸惑う参加者もいたようですが、周りに助けられながらの何とか完成しました。何故か時間内の五時に終わる事が出来たのが不思議な気がします。 来月も頑張ろう! 8月は水もの3種の寄せいけの予定です。

#活動記録

最新記事

すべて表示

いけばなと日本の文化、花のある生活のミニ知識もお教えします 日常生活に溶け込んでいる花と日本文化の関係を、特にいけばなを通じて背景や意義などをお話しします。 古来、花と日本人はどのような関係だったのか。桜には春、山から降りてくる「田」の神様が宿ると信じられており、桜の花の咲き方で農作物の収穫を占ったり、開花時期に合わせ稲の種まき準備を行うなど、農民にとり桜はとても大切なものでした。室町時代にはいけ

bottom of page