top of page
  • 未生流東重甫

6月の花:アジサイ


アジサイ科アジサイ属の植物の総称で、学名のHydrangeaは「水の容器」という意味で、日本には10数種が自生しています。花の色(といっても正しくは「がく」で、本当の花は中心部分の丸い粒のような部分)が土壌の酸性度(pH)、アルミニウムイオン量や開花からの日数によって様々に変化することから「七変化」とも呼ばれていますが、分かる気もします。花言葉には、「移り気」「浮気」「辛抱強い愛情」等がありますが、中でも「元気な女性」が私はお気に入りです。 ちなみに、我が家の紫陽花は、毎年葉は茂っても花が付きません。花を咲かせる為には、枯れ木(枯れたような枝)を残す必要があります。そんな事に気付いてからは、毎年花を愛でるようになりました。 今年も何種かの紫陽花が厚かましく咲くのだと思います。未生流の「いけばな」に於いても牡丹と紫陽花は先端に枯れ木を遣い、出生を捉えうまく表現していることに感心します。自然環境では、牡丹同様花より枝が高いのは見たことがありませんが、これは1年間の流れの中で、「いけばな」として表現する姿は「出生とらしさ」なのだからかもしれません。表現とは何時も深く面白いものです。

#今月の花 #花に寄せて

最新記事

すべて表示

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の干支は癸卯(みずのとのう)ですがみなさんの干支は何でしょうか。実は、私は講義の中で頭の休憩として「あなたの干支は?」と尋ねることがあるのですが、大概は12支の子や丑といった動物だけで答えてくれますので講義が和やかになります。 干支とは、字の如く十干十二支を言いますので、正しくは甲子(きのえのね)、乙丑(きのとのうし)

今年も慌ただしい師走を快く迎える事が出来ました。確かに何かにつけ忙しく感じますが、何だかホッとしています。 年始にもご紹介しましたが、安岡正篤氏曰く「忙しいと云う字は、心を失うと書く。心を失っては駄目である」という戒めの言葉があります。おおよそ忙しいと周りの見える範囲が常より狭くなります。しかしこの状況を喜べば嬉しい悲鳴に変わるものです。未だ身体が動くこともあり、新しい年を迎える準備は忙しいという

「華道玄解」 荒木白鳳著  閲覧32 2022年12月のコラム 気がつけば12月、2022年も終わりに近づいてきました。 師が東西に忙しく走り回ることから師走とはよく言ったもので(諸説あります)、月半ばともなると気持ち的にも世の中的にも気忙しくなってきます。そんな慌ただしい月ではありますが、今月も華道玄解のコラムです。 先月は先々月に続き、『妙空紫雲の卷參考資料』の『妙空紫雲』を読み進めましたが

bottom of page